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歯科技工士の待遇


今回歯科技工士の待遇を調べようと思ってネット上の求人などを見回してみたんですが……無い……

どうも歯科技工士の求人は学校側や歯科技師養成機関などが占領(?)しているようで、求人として出ていたのはごく小数でした。考えてみれば分かる事なんですが、歯科技工士は年間数千人が資格取得するくらいですし、求人は学校側に出しておけば十分(というか最も効率的)なのかもしれません。ただ、全体的に技工士の数は不足していると聞きますから、就職という面では難しくないと思います。

数少ない求人を見たところ、新卒で入社した時の給与は15万〜20万くらい。地方と首都圏という差もありますが、同じく国家資格である歯科衛生士の場合は給与が平均的に20万ほどありましたから、それと比較すると少し少ないような気もします。また、ボーナスなどの収入や残業代などもあまり期待できない(というか無い)とか……

日本の歯科技工士は国内ではあまり高給を期待しない方がいいという話も多いです。ただ、日本の歯科技工士は世界的にその技術が認められているので、日本でやっていける技量があればアメリカなどの海外ではかなりの成功をおさめられるかもしれません。

次に休日ですが、全体的に少ない……求人にあったものの平均は週休1,3日でした。ただ、今回見つけられた求人はほとんどが歯科技工所のものだったので、歯科医院や病院勤務の場合はどのていどのものかが明確ではありません。給与に関しても技工所よりは多少良いのかもしれません。しかし、年末年始の休暇などは明記されていましたので、技工士は他の国家資格の仕事に比べると年末年始や夏期休暇などを取りやすい職かもしれません。

ただ、一日の労働時間が求人などに書かれているのは8時間労働がほとんどなのですが、実際には10時間以上の労働はあたりまえで(中には徹夜を繰り返す人や休日も返上して働いている方などがいるとか……)、体力・精神的に大変な仕事だという話も多いです。

そして福利厚生についてですが、これが一番の驚き。どの求人を見ても雇用保険と労災保険しか書いてなかったです(表記が無い場所も多数ありました)。

もっと色々な場所のデータを見れば全く違う結果になったかもしれませんが、今回調査した結果でいえば、歯科技工士の待遇というのはあまりよくないと言えるのではないでしょうか。

歯科技工士という職は、技術職です。日本では技術者の能力が評価されにくいという話もありますし、待遇という面では中々難しいのかもしれません。ですが、歯科技工士というのは数少ない独立開業できる資格でもありますし、本人の努力や技術、手腕いかんによっては好待遇も十分に望める仕事です。

また、海外においても日本の歯科技工士の技術は高い評価をうけているので、海外進出という方法もあります。

いずれにせよ、歯科技工士という職を目指すのであれば、ただ雇われている技術者を目指すのではなく、自分で開業するなどして、自分の持っている技術を存分に発揮する事が最高の状態といえるのかもしれません。



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